What's your Problem?
インタビューにおいて大切な問いかけは、  
 「どうなさったのですか?」  
 「あなたにとって、今何が問題ですか?」

 


 

 クライアントにとってデンタル・ドックを受けるということは、ただそれだけの問題ではなく、一般的な健康のこと、審美的なこと、社交に自信を失ったり等、情緒的にも種々な悩み・不安があります。それらの問題を歯科医は受け入れ、 「私はあなたの歯にのみ関心があるのではありません。私はあなたの健康とあなたに関心があるのです。」 という姿勢で接することです。全人的なかかわりを作ることが、健康を創り、助けていく中で大変大切です。(デンタルマガジン99号:Post Modern Dentistry 参照)
 それはインタビューの中でこれらの問題を聴き、入力し、今後の治療計画を立て、ケースプレゼンテーションを行うにあたって大変重要な情報となります。

 クライアントが来院し、「デンタル・ドック」に受診するにあたって、クライアントは主訴や要求を持っています。特に主訴が解決しない限り、健康へのモチベーションは難しいでしょう。鎮痛・消炎などの緊急処置が行われ、患者の苦痛を解決する事が先決となります。このことが充分解消されているかを検査の先に確かめる必要があります。


【今、あなたにとって一番の問題は、なんでしょうか?】

 クライアントの、「食事ができない」、「美しくなりたい」等の欲求や、それに伴うプロブレムを聞き、また歯科診療の今までの経験やそれに伴う歯科治療に対する恐れ、痛みに対する恐怖、不安などをよく聴き捉えなくてはなりません。クライアントの訴えを傾聴し、共感し、理解し、援助者としての姿勢を示すことが大切です。

 そのためにもインタビューを行う部屋は、整理整頓され、治療器具などがクライアントの目に触れないように、またアメニティに心がけなければなりません。

 クライアントと歯科医との目線は常におなじレベルであることが必要で、普通の歯科治療椅子で治療を受けるときとはまったく違ったお互いのポジションが必要となります。

 よい会話の雰囲気を演出するためにもお互いがパソコンのモニターに映し出される環境ビデオを利用することなども必要でしょう。普通の治療とおなじ環境ではなく、お互いがリラックスした雰囲気が必要です。

「自分の歯の今の状態をどのように思いますか」
「歯が年々悪くなっていくように思いますか」
「これまで歯を失ったことをどのように思いますか」
「口臭が気になりますか」
などの問いかけも必要です。

 またクライアントの歯に限らず、父、母、兄弟、妻、夫、子供の歯の健康状態も問いかけることで、遺伝の問題、ライフ・スタイルなどの基本的問題の理解につながると同時にクライアント自身が回りの人たちの歯の健康についても関心を示すことにもなります。

 

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