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Co-diagnosis
クライアントにとって自分の口の中の状態は具体的に、視覚的には理解しておらないものです。事実自分が歯を何本持っているかということを知っている人は少ないでしょう。まして、自分のスタディモデルを手にとって詳しく観察することは、恐らく初めての経験でしょう。自分の口の中を客観的な視点で正しく認識することは、Dental
IQを上げていくには大切なステップになります。
まず、スタディモデルをクライアントに手渡して、自分の歯型模型を見た感想を聞くことから始まります。
「自分の歯型をご覧になって、いかがですか?」 クライアントは、それぞれの表現で率直に驚きを示すでしょう。 「やあ、初めて見ました。口の中は、このようになっているのですか。」
その答えの中には、より深く興味を示す人、はずかしく思う人、あるいは怖いものを見るようにたじろぐ人等、様々な反応を示します。
・マルチ・メディアドックの画面にはクライアントと一緒にスタディモデルを見て入力する画面が顎模型のサンプル画面と共に表示されます。

1. 「歯の抜けているところはどこですか?」
「人間の歯は智歯を含めて32本あります。通常智歯をはぶいて28本で表現する場合が多いです。あなたの歯は現在何本あるかご存知ですか。一度数えてみましょう。」
「今までに何本抜かれたか覚えておられますか。」
クライアントと共に歯の数を確認します。
2. 「歯のみばえ、歯の状態はいかがですか?」
まず前歯の状態を見ていきます。後全体を見ます。そうして入力します。
「かけた歯はないですか。歯並びは如何ですか。根だけ残っているような所はないですか。傾いている歯、歪んで生えている歯など、外観が悪い処はないですか。」
3. 「前歯にすり減っているところはありますか?」
4. 「奥歯にすり減っているところがありますか?」
前歯、奥歯の咬耗の状態を共同検査する。
咬合の悪習慣の有無を聞き一歯ずつその咬耗を入力します
。 「歯は長年使っているとだんだん擦り減ってきます。どのような擦り減り方をしているかは食べ方、食物の種類、顎の動かし方、歯ぎしり、くいしばりの癖なども影響します。減り方を検査し、咬合の習慣等を知り、治すことは健康な咬み合わせに咬合の再構成を行ううえで大変大切です。」
5. 「歯と歯肉との間の歯の擦り減りがありますか?」
歯の歯頚の磨耗の程度によりブラッシングの習慣が推測されます。右利きの人は左側上顎犬歯から小臼歯にかけて、又、左利きの人は右側犬歯から小臼歯にかけて、磨耗があるようです。又ブラッシングの圧力、歯ブラシの毛の硬さなどが影響すること等も説明します。
「歯と歯ぐきの境のところの歯が、くさび型に擦り減っているのが見られるでしょう。これは毎日歯ブラシでゴシゴシと磨いている間に歯を擦り減らしているのです。」
クライアントはなにげなく毎日している歯を磨くということがかえって歯に損傷をあたえていると言うことにもなると言うことで事実を示して知らせることになります。
6. 「歯と歯の間の歯肉の状態はいかがですか?」
模型上で見た歯肉の状態をクライアントと共に見ます。
「歯と歯の間の歯肉は三角形の歯肉が埋めています。」
「しかしこの部分の三角形の歯肉が丸く腫れていますね。」
「歯と歯の間の歯肉がなくなって隙間が開いていますが、これは歯を支えている骨が歯周病で破壊され歯肉が退縮して、このようになります。」
7. 「歯肉のラインは後退していませんか?」
歯肉の後退は歯周病により歯槽骨の破壊によることを説明し、その退縮部をクライアントと共にその有無を発見し、入力します。
8. 「歯の手入れのしにくいところはありますか?」
日常歯の手入れをするときに歯が転移し、又、叢生している場合ブラシがとどかないところがあることを指摘し、クライアントにブラッシングの方法など口腔内の衛生管理をする時は清潔にする為のその衛生的な環境が重要である事を学習することになります。
「いかがですか。ブラシを使われている時この様に歯が内側に生えているようなところや歯列が乱れているようなところは清掃が難しいと言うことがお分かりになりますね。」
又、食物がはさかりやすいところ、歯と歯の大きな隙間等も、クライアント自身がよく観察し、又自分で日常の体験からも充分理解されることでしょう。

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