| ・ 非作業側接触
最大嵌合位で咬み、それから顎を右側へずらした場合(作業側)、右側の歯の上下は接触し、一方の左側の歯は接触してはいけません。
しかし、非作業側に接触があると作業側の歯は顎がその方向に移動する時接触する事は出来ません。このことは上顎臼歯の舌側顎頭が非作業側で下顎の頬側咬頭に乗りかかった状態になります。このことにより下顎が移動した方と反対側で痛みと関節音、筋肉スパズム等が引き起こす事になります。
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| 最大嵌合位 |
側方運動時
反対側は接触なし
作業側は接触あり |
側方運動時反対側に接触あり
作業側接触なし
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・ 作業側接触
最大嵌合位から下顎を真直ぐに片方にスライドさせると犬歯と犬歯の典型的なガイドがあります。これが正常です。
しかし、後方の臼歯に接触があり、犬歯に接触がない場合があります。この形の咬合異常を持つ場合は、関節音があります。
もちろん側方運動は作業側のガイドが犬歯と中切歯、側切歯を包むアンテリオ.グループ.ファンクションあるいは小臼歯部を含むグループファンクションもあります。いずれの場合も犬歯を包む事が重要です。
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| 最大嵌合位 |
側方運動時前歯がガイド |
最大嵌合位より側方運動時臼歯がガイド |
・ 前方運動時の接触
最大嵌合位から下顎前方に下顎の切端が上顎の舌面に沿わせて前方に動かした時、臼歯の接触はありません。しかし前歯の接触がなく、臼歯のみ接触がある時は咬合異常の徴候と言えます。
・ クロス オーバー
最大嵌合位から側方に最大限動かした時の接触です。上顎中切歯の切端と下顎中切歯の切端が接触して他の歯牙が接触のない事が正常な咬合接触です。この状態は睡眠中になり、その時顎頭は機能的範囲を大きく超えています。この状態で歯ぎしりが起こり、痛みは下顎が変位する側から離れた側で典型的に現れる。磨咬耗面はふつうクロス オーバーで接触している歯の部分で作られます。これらの咬合接触を中心位で半調節性咬合器にマウントされたStudy
model上で咬合のシミュレーションを行い、リボンを用いてその異常接触部を発見し、その異常接触を模型を用いて説明します。
その後、患者さんを診療位置に戻し、早期接触、前方運動、右側運動、左側運動を模型上での咬合接触と患者さんの口腔内での接触を比較し、確認をします。その咬合接触の異常をM.M.D.D画面上に入力し、その後患者さんにその接触について画面及び模型を見せて説明致します。
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