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検査の順序について(オーラル・ツアー) 先にも述べましたように、今までのクライアントの経験では、歯科医は「歯を見る人」と思っています。クライアントは歯科医がチェアサイドに座ると自然と口をあけて歯科医に歯を見せようとするでしょう。私たちが行う検査では「歯」や「歯肉」は後回しにして、まず自分の口腔を詳しく観察するということから始まります。口の中の舌、唇、歯肉、口蓋の状態を詳しく専門的な視点から順序よく「観察旅行」を行います。クライアントは、今までにこれほど詳しく自分の口の中を観察する経験はなかったでしょう。これらのことにより、「歯科医」から「口腔医」へと私たちに対するイメージの転換が計られ、クライアントにとって初めての経験となります。そのことにより、包括的な口腔の健康への意識が高まります。 これらの検査は、同時に口腔癌の早期発見の役割も担います。ここでは、舌癌や歯肉癌などの検査も入念に行われます。 「では、次に舌や唇なども見ていきます。肺癌や胃癌のように、口の中にも癌は存在していて、歯肉癌とか舌癌などと言うのですが、この検査はその早期発見にもなりますし、噛んだ時の傷などで、口の中の習慣を調べることもできます。潰瘍や何か異常を発見することにもなります。それでは検査していきましょう。」
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@ 口腔周辺部 まず、口腔周辺の視診を行います。ここでは、顔色・皮膚・顔の変形について検査します。これによって、患者さんの全身状態、栄養状態、その日の体調なども検討します。また、顔貌の対称性は、咬筋の発達程度に関係しているので、その患者さんが左右どちら側で強く噛んでいるかの指標にもなります。 口腔周辺部の視診は、患者さんに対面して行います。 |
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【患者さんの咀嚼習慣の指針にもなります。】
A 触診
患者さんに説明を行った後、手鏡を渡し、ユニットを倒して検査に入ります。 |
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